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獅子座のレグルス食

1999年06月18日 21時-22時台


今回は アニメーション 静止画 です。(76kb)


 今ページの下で画像を読み込んでいますから、その間に解説を読んで下さい。アニメーションの場合、読み込みにしばらく時間がかかります。「星の旅」ロゴか黄色文字の「天文現象」をクリックすると画像にジャンプします。


天文現象


 今回は星食のお話です。1999年の獅子座の1等星レグルスが月に隠れる星食を例にどんな現象なのか解説します。星食はアニメーションで見なくちゃね。

 星食とは月や惑星が恒星、惑星、衛星を隠す現象のことを言うのですが、空にはいっぱいの星があるわけで特に珍しい現象ではないと言えます。しかし、月は星に比べればやたら明るいので、星が隠されるところを観測できるのはとても難しいことです。月の周りにある星はかすんでしまうからです。だから、明るい星、1、2等星ぐらいでないと観測できないと言えます。こうなるとめずらしい。星食は昔から観測されていたようで、「日本書紀」には640年のアルデバランの星食について記されているそうです。当時はどう解釈していたのでしょうね。

 月齢は4.7の細目の月が西に浮かんでいます。毎月小さな天体ばかりで目を細めていた人も、今回は大きな月をアニメーションでご覧になれます。おやっ、月の陰まで見えてしまっている、ちょっとこの画像手抜きじゃないのと思われた方。実はこの日はちゃんと陰まで見えるんです。これは星食の話とは全然関係ないですが、地球照という現象で、地球に反射した光を受けています。

 今回はぜひ双眼鏡で見ていただきたいものです。お持ちでない方は1万円出しても借りるべきです(それなら買った方がいいか)。レグルスが潜入していくところ、出現するところを臨場感いっぱいに楽しむことができます。特に地球照になっている陰の部分に潜入していくところは見物です。

 さて、今回の星食は地域限定です。中国・四国の西端を除く東よりの地域でしか見ることができません。例えば、九州ではレグルスと月の接近になります。なにしろ月の下端をかすっていく星食ですから仕方がありません。見える地域の人にとっては潜入と出現が間を置かずに見られるというメリットはありますね。こういう地球に近いところでの現象は地域によって違うという面白さもありますね。

 ちなみにこの日は空が晴れず。双眼鏡を借りて待っていた人、ごめんなさい。



画像の見方


 画像下欄左に時刻が表示されます。右に経緯度が表示されます。観測地を三重県で表示していますので、あなたの居住地との経度のずれにより時刻を考慮して下さい。経度が東に1度ずれると4分早まり、西に1度ずれると4分遅くなります。
 アニメGIFの場合、読み込みと平行して表示していきますが、すべて読み込み終わった段階、つまり2巡目の表示になってはじめて正しい時間間隔で表示されることになります。1枚目には下欄に「START]が、最後には「END」が表示されるので目印にしてください。
おおよそ(分) 那覇-36 佐多岬-24 宇和島-16 倉敷-12 東京+12 花巻+18 旭川+23








獅子座のレグルス食

1999年06月18日 21時-22時台



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