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地球に最接近する火星

1999年05月02日 八十八夜


今回は アニメーション 静止画 です。(144kb)


 今ページの下で画像を読み込んでいますから、その間に解説を読んで下さい。アニメーションの場合、読み込みにしばらく時間がかかります。「星の旅」ロゴか黄色文字の「天文現象」をクリックすると画像にジャンプします。


天文現象


 火星を見るのに適した時期があります。それは一番明るくて大きい時です。火星は2年と2ヶ月ごとに地球へ近づきます。1999年では5月2日2時26分に一番近いところへ来ました。このページではその時を例に解説します。もっとも、この時間、この日でなくても彗星じゃないのだから十分楽しめます。最接近時での光度は−1.7ぐらいです。全天一明るいおおいぬ座のシリウス(-1.58等)よりほんの少し明るいぐらいです。ちなみにシリウスは古代エジプトではナイル川の氾濫を前触れする星として信仰されていました。

 最接近時は西を見ることになりますが、深夜の観測は辛いので、2日の夜の8時に見てみましょうか。この時は東を見ることになります。画像で位置を確認しておけば、いつでも火星見を楽しめます。もっとも、火星はとても小さいですから、あまり期待しないように。双眼鏡で見ても模様なんて見えません。

 画像は最接近の時刻からスタートして、夜の8時までジャンプしてお見せします。おまけの明け方のシーンでは火星と月で三角形を描いている星がありますが、これは牛飼い座の赤色巨星アークツルス(0.0等)です。夕刻でもこの星が目立ちます。遅れて北東の地平線から昇ってくる明るい星は琴座のベガ(0.1等)です。ベガという名は「舞い降りる鷲」というアラビア語だそうです。双眼鏡でこれらの星を見るのも宝石を見ているようで楽しいですよ。

 この日はちょうど八十八夜です。立春から88日目の日なんですね。この日以後は晩霜があまりなく、八十八夜の別れ霜などと言ったりしたようです。昔なら農家では稲の種まきなどを始め、茶摘みも盛んに行われたんです。今はどうか知りません。それと、月が昼の3時に地球から一番遠くなります。40.6万kmになります。逆にもっとも近づくのは16日で、35.7kmです。月も見た目は日によって大きさが変わっているのです。

 今後火星の探査衛星からの情報も多くなりますから楽しみです。



画像の見方


 画像下欄左に時刻が表示されます。右に経緯度が表示されます。観測地を三重県で表示していますので、あなたの居住地との経度のずれにより時刻を考慮して下さい。経度が東に1度ずれると4分早まり、西に1度ずれると4分遅くなります。  
 アニメGIFの場合、読み込みと平行して表示していきますが、すべて読み込み終わった段階、つまり2巡目の表示になってはじめて正しい時間間隔で表示されることになります。1枚目には下欄に「START]が、最後には「END」が表示されるので目印にしてください。
おおよそ(分) 那覇-36 佐多岬-24 宇和島-16 倉敷-12 東京+12 花巻+18 旭川+23








地球に最接近する火星

1999年05月02日 八十八夜



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