プリオシン海岸  プリオシン通信

デス・スター(Death Star)

節電と泪と男と女


画像クリックで蝶だけ拡大表示
三年草とアゲハ蝶


今月は二度の台風で各地に大きな被害が出ました。この美しい島は自然の美と同時に災害列島であることも教え続けています。私たちが十分学習した後には講義するのをやめてほしいと思いますが、その美しい自然を保つために天変地異が必要とあらば、私たちは潔く諦めるしかないのでしょうか。

先の台風15号が去って、畑でビニールハウスの修繕をした後で花を撮影していました。マクロ撮影でいろいろとフレームを考えながら撮っていたら液晶画面に一瞬蝶が舞い込んできて、思わずシャッターを切りました。実物を見る余裕もない、たぶん1秒という瞬間でした。

こちらと同様に、花に留まったはいいが人がいたことに気づいて、「アレ?」と慌てたんでしょうか。こちらも慌てているし、ピントなんて合わせる暇ないし、どうせピンぼけで飛び去った後の花だけぼんやり写っているんだろうと思いました。

帰宅して画像を見ていたら、フレームもピントもぴったりで「アレ!」でした。上の画像はトリミングしていません。蝶のヤツ、ひょっとして写真を撮ってほしかったのか、と思えるほどジャストタイミングでした。しかも普段は見られない背中まできちんと見えるように片翅を下げ、もう片翅は立てて見せてくれました。まるでモデル気取りだ......(^_^)

アゲハ蝶さん。あなたが生きた証は記録されました。あなたは美しいです。

繊毛
擦り傷
繊毛
擦り傷

画像は縮小したので細かいところはわかりにくいですが、オリジナルは繊毛もかなり写っています。至近距離ですから。アゲハ蝶にこんなに毛が生えているとは気がついていませんでした。左上の画像です。縮小しているので、わかりにくいかも。

蝶が嫌いな人にショックを与えないように控えめに掲載しました......(^_^) 好きな人はページトップの画像をクリックすると大きな画像が表示できます。拡大された画像をまたクリックすると元に戻ります。(JavaScripを使用しています。「ブロックされているコンテンツを許可」してください) 

一瞬留まってすぐに飛び去ったと思っていましたが、口吻(こうふん)はちゃんと花に差し込まれています。ちゃんと用事を済ませたわけですね。

アゲハ蝶(成虫)の寿命は2〜3週間だそうです。この蝶の生まれがいつなのかわからないですが、翅の擦り傷を見ると先の台風も経験したのではないかと思えます。どうやって凌いでいたのでしょうか。その傷がいっそう彼女を、あるいは彼を美しくしています。

前の台風12号の時はうちのサイトの中では唯一更新しているみたいなシネマ短評が止まってしまったので、被災のご心配をしていただいた方々もいらっしゃいますが、少々の被害で大したことはありませんでした。ご心配ありがとうございます。

更新が滞ったのは、台風12号の接近とともにパソコンが壊れてしまったからでした。直前にいやーな音がして、ポキンと背骨が折れたみたいに凍り付いてしまいました。今年の予算外だけど、仕方なくパソコン本体のみを注文。4年半使ったんだなあと思っていました。

なぜかと言えば、4年の延長保証を買っていて、半年ほど前に期限切れのメールが受け取っていたから。しかし、すこし違和感が残る。納品書を探し当て日付を見ると、なんと3年半前の購入でした。デスクトップが2台になってしまう......(ToT)

あのメールはなんだったんだろう? 僕のただの思い違いだったのに違いありません。

今までパソコンが壊れる時はほとんどハードディスクドライブ(HDD)のトラブルだったんですが、今回は大丈夫のようだったので、データをコピーするためにHDDを取り出しました。あれっ? 今まで見たことがないコネクタが付いている。イヤーな予感。

調べてみたら昔はパラレルATAだったけど、今はシリアルATAが主流とのこと。外付けHDDを調べてみると、確かにみんなシリアルになっていました。そうか、時代は流れている。

SATA→USB2.0変換アダプタ 裸のハードディスクを直接USBにつなげるデバイスを検索すると、ありました。シリアル対応が売っていました。本を買うぐらい安価です。

古いパソコンはHDD以外のほとんどの部品を交換して元通りになりました。結局HDDが大丈夫だったことで、リカバリも必要なかったためにデータもそのまま残すことができ、結局は変換アダブタを買う必要もありませんでした。

その後に届いた新しいパソコンは1週間かけてインストールと設定をしたところ、次々にトラブル症状。メーカーに相談して泣く泣くリカバリしましたが、未だ「スリープ」のトラブルと「安全な取り外し」が全くできない状態が続いています。CPUも速くしたし、メモリも倍にしたのにアプリの起動速度がラーメンタイマーを使っているみたいに遅い。ピー音も止まらない。

無駄なパソコンを買って、二度もインストール作業をする馬鹿らしさ。

そして何よりもパソコンを替えるたびに一から設定をし直して、アプリも全部インストールして設定をし直さなければならない不便はずっと解消されませんね。移行ツールもあるけれど、ほんの一部しか移行はできないです。

Windows3.1まではOSのインストールだけですぐに使えたのに、レジストリとプロファイル・フォルダの採用で、パソコンのクラッシュはビクビクものになってしまいました。

USBは便利です。しかし、USB端子を差し込む時にたぶん世界中のほとんどの人が面倒を感じていることでしょう。それは差し込む端子に「向き」があるから。便利なものに不便がくっつく。こんな端子を作った人には大きな罪があります。ビデオのS端子の時も思いましたけどね。

そして、最新のHDMI端子にも向きがあります。ユニバーサル・デザインとか言う一方で、何をやっているんだろうと不思議です。僕もいつかモウロク爺さんになって端子に向きがあることを忘れ、どうしてこのUSB端子は嵌まらないだあと癇癪(かんしゃく)を起こすと予想されます。

同じようにレジストリとプロファイル・フォルダという、これだけ壊れても全部ストップするようなシステムは、デス・スターみたいで駄目ですよ。インターネットという分散型システムとはまるで逆の発想です。
(※デス・スターとは、映画『スター・ウォーズ』に登場する銀河帝国の惑星状宇宙要塞。要塞中心にあるハイパーマター反応炉を反乱軍に攻撃され、大爆発を起こした。)

日本の技術者のみなさん。もっと使いやすいOSを開発して、マイクロソフト帝国を一撃、ソフト分野での日本の遅れを挽回してみませんか。

パソコンの修理に来た人に「レジストリとプロファイル・フォルダを簡単に切り替えて使えるようにできないものですか」と話したら、「それができたら特許が取れますよ」とのことでした。どなたか特許を取ってください。

難しいことは無理なので、「安全な取り外し」について調べてみました。以前から「使用中」の警告ばかりで中々取り外せない時はアクセスランプを確認してから引っこ抜いていましたが、一度も障害があったことはありません。

データの記録には遅延書き込みというのがあって、動作が速いメモリ上で処理していたデータを外部記憶装置(HDDやUSBメモリなど)にタイミングを見て一括で書き戻すためにパソコン上では処理が済んでいても記録が遅れます。

しかし、Windowsではデフォルトで遅延書き込みをOFFにしているという記事を見つけました。デバイス・マネージャーでそれぞれを設定することができます。下の画像は接続しているHDDのものです。確かに外部記憶装置はOFFがデフォルト(規定)になるようです。変な日本語訳になっていますが、つまり、いつでも外して構わないということです。

マイコンピュータから右クリックでプロパティを表示し、デバイス・マネージャーを選択

しかし、処理が終わった後すこしの間は何をしているのか時々ゴソゴソと動いていることがあります。だから、大丈ーぶ!と思い切りよく引っこ抜いてはいけませんよ...(~_~メ) USBメモリでもHDDでもアクセスランプがあるので、点滅していないことを確認してから抜きましょうね。

「安全に取り外せます」が表示されるなら、こんな心配は無用なのですが.......

今日は日曜日なのにメーカーサポートから電話があって、通信書きを中断して1時間半電話でやりとりしました。やはり何も改善しませんでした。通信書きがまた遅れます......(ToT)

何も悩まなくても新しいパソコンをお蔵入りにして、古いパソコンを使えばいいのです。しかし、そうもいかない訳があります。それは省エネのためです。

パソコンの消費電力はなかなかわかりにくいです。使い方でずいぶん違うだろうなぐらいの知識しかありません。マイクロソフトからはOSによってどれぐらいの差が出るのか情報が出ていたのでそれぐらいの知識ですが、最新OSがいいことは間違いないと素人でも思います。

平均消費電力 デスクトップ ノートパソコン
XP Vista 7 XP Vista 7
W 102 80 52 36 31 16

東日本大震災での原発事故後、ほとんどの人が節電に関心をお持ちだと思います。今夏はエアコンを29度で、エアコンの室外機には日除けを、ふだん使わない機器のコンセントは抜く、照明の照度を落とす、よく来る姪にはむやみに冷蔵庫を覗くな......(^_^) などと僕も新たに節電項目を増やして対処してきました。

照明は個室以外はお客の出入りがあるので落とせませんが、家族の個室は何とでもなります。僕の部屋は元々は114W.。目が老いると蛍光色よりも電球色の方がよく見えるようになるそうですが、色だけでなく明るさも目に刺さるようになってきた気がします。

それで蛍光管を1本抜き、次にまた1本抜き、今は28Wになっています。しかし、実際の消費電力はもっと高いです。蛍光管の間引きは計算どおりにはならないそうで、例えばインバーター式の場合では本数に関係なく安定器の余熱電力を食うそうです。もっと低い照度のダウンライトをつければ良かったと後悔しています。

そもそも電気屋さんが作った照明プランが明るすぎました。ご存じのようにヨーロッパでは日本のような明るさとは無縁。くつろげる色と照度だそうです。また近頃の製品はW表示でなくルクスで表示するようになってきました。W数と照度は関係のないことなので、これはいいことですね。

言うまでもなく、節電は経済的理由以上に、原発をやめるという選択肢が少しでも現実的になることを願ってやっているわけです。いつまで生き延びることができるかわからない人類ですが、まるでデス・スターのような、専制と隷従と原爆と原発がある星を後世の人々に残したくはありません。

そのため節電手つかずのパソコンにも手を伸ばす必要があります。使うOSでこれだけの差が出ると、やはりWindows7を選択するのが賢明のようです。シャットダウンとスリープの選択はマイクロソフトによると、使用しない時間が1時間45分以内であればスリープの方が省電力だということです。

デスクトップのスリープ時の消費電力は、XP=3W、Vista=4W、7=1W ぐらいになるそうです。ノートパソコンはどのOSでも2W以下です。MACパソコンも省電力の方法がネットに出ているので調べてみてください。

ちなみに外付けHDDの消費電力はHDDにも記載されていません。しかし、よく見ると、使用電圧と電流が記載されています。[消費電力=電圧×電流]なので、計算してみます。

今繋がっている外付けHDDの底面には「12V 1.5A」と記載されていますので、12×1.5=18 ということで、18Wということですね。古いHDDは「5V 1.5A / 12V 1.0A」となっています。これは 5×1.5+12×1.0=19.5 になります。同じメーカーの製品ですが、少し改善しています。

しかし、小さいくせいに意外と電力を食っています。使わない時は外すのが良いようです。

ディスプレーは20インチで最大50W前後の消費電力です。ディスプレーが明るいのは苦手なので昔から輝度を落としています。輝度をかなり落とせば2/3ぐらいまで消費電力は下がるようです。プリンタは使うときしか電源を入れないのでもう手の入れようなし。

余談ですが、TVを購入したままの設定で使っている人がいますが、初期設定はきれいに見せるため高輝度になっているので、スタンダードぐらいに落とすとかなりの節電になります。1/3は下がりそうです。ほぼ半分ぐらいまで下がる機種もあるようです。その節電でノートパソコンが動かせます。

慣れればスタンダードの方が自然でしっとりとした色彩になりますよ。もう高輝度のケバケバした色には戻れなくなります。

さて、あとは「プリオシン海岸」をやめてパソコンの使用時間を減らすことですね。まあ、十年以内にはやめるでしょう.......(^^ゞ

あちこち擦り傷だらけの日本です。アゲハ蝶の擦り傷のように、いつか日本の傷も勲章のように見える日がくるでしょうか。そして、世界へ目を転ずると、やはり内戦・テロ・独裁・国境紛争・飢餓・経済破綻など満身創痍の人類です。

この夏日本では、なでしこジャパンで沸きましたが、サッカー・ファンが暴徒化したトルコでは先日面白いことが起こりました。

大人男子観客禁制の試合 無観客ゲームになるところを、大人の男を排除して女性と12歳以下の子どもだけを無料招待することになったんだそうです。総計4万人です。いつもなら相手チームはブーイングで迎えられていたのに、今回は温かい拍手でした。

昨日も新聞コラムで作家、桜庭一樹さん(女性)が「男ってやつは!!」と書いていましたが、世界中至る所で「男ってやつは!!」があふれています。

男子産み分けの方法 今日の朝刊には「男女産み分けタイ渡航」という記事が朝日1面に掲載されていました。日本からは年に30組渡航しているとか。そして、依頼者の多くがすでに複数の男児がいる夫婦で、女児を希望しているといいます。もちろんこれは体外受精になります。(画像は朝日新聞から借用)

2009年1月の通信『マリア様』で人間の精子が瀕死状態で、染色体がボロボロになっていることに触れました。

男の生殖能力の低下は人類の延命に危険信号を点(とも)しているかに見えるけれど、実は進化の神さまは男たちが地球をデス・スターにしてしまう前に、男の生殖能力を奪おうとしているのかもしれません。『マリア様』で書いたように男は生まれず、女だけで生殖していくのです。

シネマ短評を始める前にこの通信で触れていた映画『ウォッチメン』の冒頭シーンを思い出します。

 

銃を構える男。花を手にする女。象徴的な絵です。女性からは、そんなに女性はいいもんじゃないよという声も聞こえてきそうです。僕も困った女性はたくさん知っていますが、だいたいにおいてはやはり大人の男どもよりは賢明に思えます。家庭で節電の主役になっているのもたぶん女性だろうと想像します。

偏見ですか?そうかもしれません。身近にそんなのお構いなしの女性もいますから......(^_^)

河島英五さんの「酒と泪と男と女」という歌があります。これも相当に「男ってやつは!!」という内容です。歌のように辛さや寂しさで飲みつぶれることはないけれど、「俺は男」なので、ここでえらそうなことを書いていても、今までたくさんの女性たちに「男ってやつは!!」と舌打ちさせたことでしょう。これからもよろしくお付き合いくださいませ.......(^^ゞ

生まれ変わることがあるなら、今度は女性に生まれることでお詫び申し上げます。



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