プリオシン海岸  プリオシン通信

ゴキブリ・ミステリー

ホラーになる前に


2009年7月の部分日食
2009年7月22日10時の部分日食


今更の日食写真ですが、こちらではこんなのが瞬間的に見えただけの悪天候でした。ほぼ最大の蝕分になった10時頃です。

長い梅雨でしたが、やはり暑いですね。小学生の頃はこんなに暑くなかった。そして、冬はもっと寒かった。という積年の思いを確かめるために調べてみました。

あにはからんや、夏はやはり暑い。最高気温はやはり35度を超えていました。

昔は建物が少なく、コンクリートやアスファルトも少なく、田圃からの風が家の中を通り抜けて涼しかったせいでしょうか。子どもだったから、遊びに夢中で暑さが気にならなかったせいでしょうか。

まあ、夏の遊びといえばいつも川にいたから、暑いはずもない。

一方、冬は今より数度は寒い感じです。やっぱり寒かったんだなあ。子どもの頃は暖房と言えば、朝の火鉢、夜の石油ストーブだけでした。

僕は霜焼けがひどくて、腫れるのを通り越して肉が崩れていましたから包帯を巻いていました。今から思うと、霜焼けという段階ではなくて凍傷だよね。夏になってもその傷跡が残っていましたから。

そんな手をしていても外で遊んでいましたから、子どもの力というものは大したものです......(^_^)

中学生から身体ができてきたのもあるだろうけど、暖房器具がいろいろと普及してきたのもあって霜焼けもなくなりました。いつしか指の傷跡も消えていきました。

中学1年の時の校舎は古い木造で、しかも窓が西向き。壁も床も窓もスカスカで、ここに北風が吹き付けるので、抜群の冷房効果。さすがにこれではと、学校は窓全面にシートを被せていました。

それでも壁や床の破れや隙間から風はぴゅーぴゅー。当時ラグビーをやっていたので、あの分厚いストッキングを足に巻き付けて授業を受けていました。弱小クラブで普段はバカにされていましたが、この時ばかりは羨ましがられました。

昔のラグビー・ストッキング 昔のストッキングは今の長靴下とは違って、こんな形でした。普通のソックスの上に履くので毎回洗う必要がないというか、何本も買う必要がないので経済的でした。画像は下記のブログから拝借しました。履いた姿も見れます......(^_^)

親父コーチの出たとこ勝負
http://rugby-j.at.webry.info/200712/article_29.html

冬の痛い話はいくらでもあるので、この辺でやめます。でも、ちょっと涼しくなりましたでしょ?

若くはなくなってから季節の好悪が逆転しましたね.......(^^ゞ

普段の生活の中で不思議だなあと思うことはいろいろありますよね。子どもの時は何を聞いても許される年頃なのですぐに口に出しますが、大人はたいてい「?」と思うだけ。「大人はたいていのことを知らない」ということがだんだんわかってきますからね。

密閉度の高い新築の家になぜゴキブリが現れるのか?

この疑問は1年前からのもの。新築数ヶ月後に小振りのゴキブリが何匹も現れ、半年後に忽然と姿を消しました。

たまたま朝のNHKTVを見ていたら、まさにこの疑問の調査をしていました。ゴキブリの侵入口は換気扇ということでした。居室の換気扇は直径20センチ足らずの小型なので、成虫のゴキブリは侵入できずに小振りなゴキブリばかりになるわけですね。

換気扇 換気扇メーカーは外壁側に網を張るぐらいの対策はするべきです。

(※備考 この換気扇悪玉説については最後に訂正があります。換気扇に問題はないという事実です。ぜひ目を通してください)

では、なぜ半年後に忽然と姿を消したのか?

このミステリーは「換気扇」と聞いた瞬間に解けました。

ゴキブリにはミステリーより、ホラーという言葉がよく似合いますけどね。だって、出くわしたら背筋が「ゾクッ」、飛んでこられたら「キャー」ですもん......(^_^)

近年シックハウス規制により常時換気が義務化され、居室には換気扇を付けなければなりません。全ての居室に吸気と排気の二つの穴が開きます。本棚が造作してある部屋も本棚に二つの穴が開くという無様なことになっています。

吸気側の穴は開閉する装置がついていますが、排気側には扇があるせいか開閉できません。うちは風当たりのいい家なので、強風が吹くと換気扇が逆回転して、ブンブン回される騒音とともに風が吹き込むことになります。

これでは暖房も冷房もまったく不経済。しかも風の唸り音もかなりのもの。そこで換気扇を分解して密閉することにしました。換気扇のスイッチも殺しました。

それが半年後です。

僕はもともと偏頭痛持ちですが、その頃から頻繁にひどい頭痛があって、入居して間もない頃は頭痛がなかったので、シックハウスは関係ない、持病だと思っていましたが、頭痛がかなり治まってきて、この番組を見てちょうど換気扇を閉めてからだなあと思い当たりました。

換気扇は確かに効果がある。しかし、この対症療法には大きな落とし穴があったわけです。机上の空論というヤツですなあ。

壁に穴を開ければ虫の侵入口になる、強風が吹けば風が吹き込むという当たり前のことになぜ対策が講じられないのか、ほんとうは僕にはこっちがミステリーです。こんなこと簡単に解決できる。

うちはユニットバスですが、設置してから1年半の間、浴槽のエプロンが歪んで隙間が開いていくルトラブルに悩まされ続けました。最初のうちは設置業者が修繕に来ていましたが、結局直せないのでメーカーがやってくるようになりました。

修繕回数は8〜9回でしょうか。カウンターの取り付けに問題があって、これがエプロンを押しているという、私の当初からの仮説には耳を貸さず、来るたびにいじりまわし、エプロンの交換も2回。いよいよ方策がなくなって、私の意見に従ってカウンターの取り付けをやり直してもらいました。

自慢しますが..(^^ゞ..これで直りました。素人に何がわかる!という態度がミエミエの職人さんたち。ユニットだから取り付けに問題はないという思い込み。素人でも、ゴキブリが隙間を見つけるようにミステリーの隙間が見えることがあるのですよ。

まもなくやっと選挙ですね。「麻生さんもわからなかったら、そばにいつもいる国民にきいてみよう。解散してきいてみよう」と書いたのは9ヶ月も前です。政治のプロがやっと素人の意見に耳を傾けてもらえる時がやってきました。

この国のミステリーを解くためにゴキブリの智恵を絞りましょう。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 『ボルト』 今月のお勧め映画は『ベンジャミン・バトン 数奇な人生 The Curious Case of Benjamin Button』(2008年アメリカ)です。長尺ですけどね。一方、好意的な映画評で見た『ボルト』(2009年アメリカ)はありきたりな「飼い主をたずねて三千里」でした。

今年は松本清張生誕百年だそうです。彼の小説はたくさん映像化されていますよね。『砂の器』(1974年)は多くの人が見ていることと思います。

『砂の器』 まだ新聞社勤めだった清張が米軍基地の門の前に夜の女たちがたむろして米兵を待ち受けているのをじーっと見ていたことがあったそうです。

そんな場面にたまたま出くわした同僚に清張はこう言いました。

「ああいう女を見くびっちゃいかん。あれを見ておけ。あの動作を。生活のために必死なんだ。あの人たちの気持ちを見てやらにゃいかん」

彼が小説を書いたモチーフはこれだと思います。政治をやるモチーフもこうあってほしいと思います。そして、投票に出掛けるモチーフになるのです。

今こちらは稲刈りの終盤ですが、今年は収穫時期が遅れました。夜になると湿度が高くなるせいでしょうか、ベランダへ出ると稲藁のにおいが漂っています。「あれを嗅いでおけ」です。

今夏は天候不順に世相不安でしたが、秋の実りも選挙も良い収穫となりますように。

2009-08-21

【訂正】ゴキブリの侵入口はやはりミステリー

換気扇に網がないのはどうしても納得がいかないなあと、先日外壁側から脚立に立って覗いてみました。あれっ?やはり!なんとザルのように細かい金属製の網がはめ込まれていました。これでは小さなゴキブリも侵入できません。居室だけでなく、キッチンもトイレも同様です。しかも上の記事を書いた後、またゴキブリが現れました。なんと、とうとう大きな黒々した成虫の出現でした。こうしてゴキブリ・ミステリーは続くのです。TV番組にはきちんと調べてねとメールしておきました。専門家が出演していたのに、やはりプロも当てにならない。

2009-09-02


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