プリオシン海岸  プリオシン通信

星の輝かない夜に

クリスマス


朝、寝ぼけまなこで窓のスクリーンを上げたら遠くが煙っていた。なんだろ?と焦点を合わせ直したら雪が降っていた。

一日早ければホワイト・クリスマスになったのに。いつだったかそんな年もあった気がするけど、いつだったかな。豪雪地帯に行けば、珍しくないかな?

1879年に朝日新聞は初めてクリスマスの記事を載せたそう。ただし、クリスマスではなく、「耶蘇の大祭日」。1899年に初めて「基督萬壽(クリスマス)」「クリスマス吊」が掲載された。

サンタが登場する広告

クリスマスお菓子の広告が出たのが1892年の東京。お菓子とは、ボンボンとかフロンケーキだった。書いた僕が聞くのも変だけど、フロンケーキって何?この時代はまだピストルの広告も出ていた。

信者のものだけではない日本のクリスマス行事も、もう百年以上の歴史があるわけだな。これはもう日本の伝統のひとつと言ってもいい。

一方、釈迦の誕生日の花祭り(灌仏会)は廃れるいっぽうだ。お菓子屋さんに花祭りも頑張ってもらいたいもの。もっとも仏教は釈迦の誕生日さえ構ったりしないものですけどね。

イエスの本当の誕生日は4月17日(参考サイト:プリオシン海岸)......(^_^) 花祭りも同じく4月の8日。(こっちも本当じゃないけど)

七夕の笹飾りを連想させる「クリスマス吊」。どっちも星が輝いている。 もっとも笹の先につるされるのは星ではなく、古くは紙衣だったんだとか。七夕が「たなばた」と読まれるわけは「棚機」だったからで、その由来が紙衣に表れているんだろう。

クリスマス・ツリーの先につるされる星、クリスマス・ゴールドはイエスの誕生を先導したベツレヘムの星ですが、ツリーとは何の関係もない。旧約聖書の智恵の木として登場する林檎の木が由来とか。冬の林檎の木には葉っぱがないので、柊が代用されたようだ。「星の旅」でもクリスマスを扱ったページ「クリスマス・イヴ」があるので、どうぞ。

来年もみなさまの上に平和の星が輝き続けますように。

2008-12-26 Fri



プリオシン海岸トップへ