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帰化植物

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雪の庭を探索中の山鳩
雪の庭を探索中の山鳩


今回のサイト引っ越しは通信障害のためもあったけど、経費節約のためでもありました。生活費の中で一番ウエイトを占めるのが交際費ですが、これは節約のしようがない。

今年に入って葬式がすでに3回。去年から親戚の入院が止まらず、常時三人は入院中。この時期、就職祝いもあげなくちゃ。遊びに出掛けても、そんな時に節約したくないし。だから他のところで節約に努力せねば。

今一番大きな変化は本をあまり買わなくなったこと。節約の効果が大きいから。もちろんかなり寂しいです.......(^^ゞ しかし、交際費の前では多勢に無勢です。 同じ「むぜい」なら無税の方がいい。

3日に雪が積もりました。毎年雪は降りますが、珍しくかなり積もりました。この時には家の建て替え前まで来ていた山鳩が庭に久々に姿を現しました。よほど飢えていたんでしょう。今冬は炊き出しをしていません。そして昨日の大雪。車で外出中だったので大変でした。

○○警察署 先日警察署に行きました。免許証を失くしたからです。

申請書に「自宅」でなくしたと書いたら、それなら探してもらわないと受け付けられないと言います。さんざん探して見つからないから来ているに決まっている。それならそういう風に書きなさいと言われて、また文を書き足しました。

見せに行くと、やはり「捨ててしまった」とか探すことが不可能であることがわかるような理由でないと駄目だと言われて、また作文して書き直し。ここで自称ホトケの僕でももうかなりピリピリ来てました.......(^^ゞ またカウンターに行くと、担当者が入れ替わっていて「自宅」と書かれている以上もっと探してもらわないと駄目ですとの対応。

これじゃ、振り出しにもどったの同じ。マニュアル通りに返答する機械と同じ。ここで引っ込んだらまた同じ。同じなくらい退屈なことはないぞ。

まるで嘘を書けと言われているようなもの。「ぜひ我が家に家宅捜索に来てください」と言って、ようやく受け付けてもらいました。答案に何も答えられずに、由無い事を書き連ねて及第点をもらったみたいな。

(これを書いて一ヶ月後、バッグの中から免許証が出てきました。見つかったらすぐに返却しなければならないのですがしませんでした。なぜって?また理由をいろいろ作文して書類を書かされるからです。逮捕された方がマシ.....あっ、ウソ.......(^^ゞ )

先週はまもなく退院予定だった伯父が突然危篤状態になり、2日後死去。昨日の大雪の中、葬式をしました。腸の手術が成功したのに、肺水腫を患って死んでしまいました。

我慢強い伯父に代わって見舞客がおかしいと訴えてから病院が慌てて対応しましたが、時はすでに遅し。その死に方には納得できないものがあるけど、病院の中はブラックボックスだから......父も同じ病院で腸の手術をしていますが、死因はやはり肺水腫。あの時も大雪でした。

もう何年も病院へ見舞いに行かない週がないほどに病院通いしていますが、病院では生気を吸い取られる。せめてこの名称だけでも直せないかと真剣に思う。

hospitalの語源 病院とは明治期の翻訳語らしいけど、ラテン語の「もてなし」から来ている英語の「ホスピタル」のような言葉だったら、もう少し病気も回復しやすくなるのではないかな。言葉の力は大きいのだから。「病院」ではまるで病の巣窟のようなのだ。

ナガミヒナゲシ 趣味で帰化植物の研究をしていた伯父は80歳を過ぎてパソコンに挑戦、指1本でキーボードを打ち、次の自費出版原稿をほぼ書き上げていったけど、もう帰宅するつもりでいただけに無念だったと思う。
(画像:ナガミヒナゲシ 四日市港にて伯父撮影)

弱音を一切吐かなかった伯父も、若くして養子に出された時は、どうしても嫌で一度家出してきたらしい。養子に出された伯父は、帰化植物に自分を重ね合わせていたのかもしれない。伯父の学名がついた植物もあるらしい。伯父が入院してから伯父についていろいろ知った。

長年、父にも伯父にも反発を感じていたけど、もうそれもない。人を知れば知るほど、いろんなこだわりが消えていく。嫌いな人がいたとしても、それはその人を知らないだけのことだと思う。たぶん。

伯父が天国の帰化植物となりますように。

2008-02-10

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